ウイラ州(読み)ウイラ(英語表記)Huila

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウイラ州」の意味・わかりやすい解説

ウイラ〔州〕
ウイラ
Huila

コロンビア西部の州。州都ネイバマグダレナ川上流域を占め,北流する同川を挟んで西部はアンデス中部山脈,東部は東部山脈からなる。西境には万年雪を戴くウイラ山 (5439m) がそびえる。スペイン植民地時代以来牧畜が主産業であったが,灌漑施設の整備に伴って,綿作を中心とした農業が発達。南部には巨石文化の遺跡サンアグスティンがある。ボゴタから南下する鉄道がネイバまで達するほか,マグダレナ川に沿って道路が通じる。面積 1万9890km2。人口 103万8061 (2007推計) 。

ウイラ〔州〕
ウイラ
Huíla

アンゴラ南部の州。全域がウイラ高原に位置し,中部のカシンガ同国最大の鉄鉱石産地。州都はルバンゴ。面積7万 5002km2。人口 88万 7000 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android