カリウドバチ(狩人蜂)(読み)かりうどバチ

百科事典マイペディア 「カリウドバチ(狩人蜂)」の意味・わかりやすい解説

カリウドバチ(狩人蜂)【かりうどバチ】

膜翅(まくし)目に属する昆虫うち,他の昆虫やクモ類などを捕らえて巣にたくわえ幼虫の餌とする一群ハチ類の通称。狩りバチともいう。分類上はスズメバチ科,ジガバチ科,ベッコウバチ科などに属する。餌となる動物神経毒針で麻痺させ,巣にたくわえる。餌は各種の昆虫にわたるが,ハチの種類により狩る昆虫は一定している。
→関連項目アナバチツチバチハチ(蜂)ベッコウバチ

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