カルルス泉塩(読み)カルルスセンエン

デジタル大辞泉 「カルルス泉塩」の意味・読み・例文・類語

カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】

《〈ドイツKarlsbader Salzチェコ西部カルロビバリ(ドイツ語名カルルスバート)の鉱泉を蒸発させてとった結晶。人工的には硫酸ナトリウム重曹食塩硫酸カリウムを加えて製した白色粉末緩下剤とする。カルルス塩。

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精選版 日本国語大辞典 「カルルス泉塩」の意味・読み・例文・類語

カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】

〘名〙 (カルルスはチェコのカルロビ‐バリ Karlovy Vary のドイツ語名カールスバート Karlsbad から) 鉱泉地カルロビ‐バリの水を結晶させた薬品。また、人工的に硫酸ナトリウムに重曹、食塩、硫酸カリウムを加えて製した白色の粉末。緩下剤、消化剤として用いる。カルルス塩。〔舶来語便覧(1912)〕

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