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硫酸カリウム りゅうさんカリウムpotassium sulfate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫酸カリウム
りゅうさんカリウム
potassium sulfate

化学式 K2SO4 。無色結晶。空気中では安定。比重 2.66,融点 1067℃。水に可溶アルコール不溶カリ肥料として重要であるが,塩化カリウムに比べて高価である。しかし肥料用としては吸湿性その他の関係から,本塩が歓迎されている。その他カリミョウバン炭酸カリウム,ガラスなどの製造に使われる。

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百科事典マイペディアの解説

硫酸カリウム【りゅうさんカリウム】

化学式はK2SO4。比重2.662,融点1069℃。無色の結晶。硫酸カリとも。水に可溶,アルコールに不溶。天然にはアルカナイトとして産し,工業的には塩化カリウムを硫酸と熱するか,キーゼリットMgSO4・H2Oと塩化カリウムの複分解によってつくる。
→関連項目カリ肥料酸性肥料

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうさんカリウム【硫酸カリウム potassium sulfate】

化学式K2SO4。天然にアルカナイトarcaniteとして産する。そのほかカイナイト,ピクロメライト,ポリハライト,ラングバイナイト,レオナイトなどの複硫酸塩として岩塩鉱床中に見いだされる。無色斜方晶系結晶(β形),SO42-は正四面体で,S―O原子間距離1.50Å。588℃以上では六方晶系のα形となる。融点1069℃,沸点1689℃。比重2.662。水100gに対する溶解度7.35g(0℃),24.1g(100℃)。

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大辞林 第三版の解説

りゅうさんカリウム【硫酸カリウム】

塩化カリウムと硫酸を熱して得られる無色結晶。化学式 K2SO4 カリ肥料・カリ-ガラス・カリウムミョウバンの原料として用いるほか、緩下剤としても用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硫酸カリウム
りゅうさんかりうむ
potassium sulfate

硫酸のカリウム塩。硫酸カリともいう。天然にはアルカナイトとして産出する。工業的には、カイナイトMgSO4・KCl・3H2O、ピクロメライトMgSO4・K2SO4・6H2O、キーゼライトMgSO4・H2Oなどの水溶液に塩化カリウムを加え、蒸発濃縮によって分離する方法で製造される。精製するには水から再結晶する。無色の結晶。結晶には二つの変態があり、斜方晶系は低温型で、587℃で六方晶系の高温型に転移する。水には溶けるがアルコール、アセトン、二硫化炭素などには溶けない。カリウムミョウバンや臭化カリウムなどカリウム化合物の製造原料となるほか、ガラス工業の原料、医薬品などの用途があるが、カリ肥料としても重要なものである。ほとんど無臭で、各種の肥料と配合することができる。肥効は速効性で、硫安、過リン酸などとともに基肥となる。[鳥居泰男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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