マグザム(英語表記)MAXXAM Inc.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マグザム」の意味・わかりやすい解説

マグザム
MAXXAM Inc.

アメリカのアルミニウム精錬メーカーなどを擁する持株会社。 1940年カリフォルニアカイザー・コンツェルンの一翼をになう会社として設立。第2次世界大戦後,政府所有のアルミニウム精錬工場の払下げを受けて出発,以後は原料ボーキサイト鉱を確保,アルミニウム加工工場を増設して成長。 1960年代にはニッケル耐火煉瓦へと経営を多角化し,その他イソシアネート,カセイソーダ塩素肥料,フッ化炭素などの化学製品も製造する。また商事,海運事業も経営するほか,大手生命保険会社エイトナ・ライフ・インシュランスと合弁会社を設立,カリフォルニア,ハワイで不動産開発にも乗出した。 70年代には多国籍活動を活発化し,ヨーロッパではすでに有力アルミニウム会社の地位を固め,海外 22ヵ国でアルミニウム精錬・加工,ボーキサイト鉱採掘を行う。 88年に買収され,カイザー・アルミニウム・アンド・ケミカルより現社名に変更。現在の事業内容は飲料用アルミ缶などのアルミニウム,木材製品,不動産など。年間売上高 27億 2900万ドル,総資産 41億 1400万ドル,従業員数1万 1600名 (1997) 。

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デジタル大辞泉プラス 「マグザム」の解説

マグザム

ヤマハ発動機が2005年から製造・販売した大型スクータータイプのオートバイ。総排気量249cc(普通自動二輪車)。エンジン形式は水冷4ストローク単気筒DOHC。

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