リポン(侯)(読み)リポン[こう](英語表記)Ripon, George Frederick Samuel Robinson, 1st Marquess of

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リポン(侯)」の意味・わかりやすい解説

リポン(侯)
リポン[こう]
Ripon, George Frederick Samuel Robinson, 1st Marquess of

[生]1827.10.24. ロンドン
[没]1909.7.9. リポン
イギリスの政治家。 1852年国会議員となり,陸軍次官,陸相,インド担当相 (在任 1863~66) を歴任後,インド総督 (在任 80~84) となる。在任中,自由主義的な政策をとり,「土着語出版法」の廃止,マイソール藩王国の内政権の返還,地方自治制度の拡大をした。しかしイルバート法案成立に失敗し,民族運動を刺激した。帰国後,海相,植民地相,国璽尚書を歴任。

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