リュートを弾く若者(読み)リュートヲヒクワカモノ

デジタル大辞泉 「リュートを弾く若者」の意味・読み・例文・類語

リュートをひくわかもの【リュートを弾く若者】

原題、〈イタリアSuonatore di liutoカラバッジョ絵画カンバス油彩。縦94センチ、横119センチ。リュートを爪弾く若者物憂げな眼差しを向ける姿を、明暗を対比させて描いたもの。同時期に描かれた同じ画題の作品がいくつかあり、初期代表作として知られる。サンクトペテルブルグエルミタージュ美術館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「リュートを弾く若者」の解説

リュートを弾く若者

イタリア、バロックの画家カラバッジォの絵画(1596頃)。原題《Suonatore di liuto》。リュートを爪弾く若者が物憂げな眼差しを向ける姿を、明暗を対比させて描いたもの。カラバッジォの初期の代表作として知られる。サンクト・ペテルブルグ、エルミタージュ美術館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報