七宝荘厳(読み)シッポウショウゴン

デジタル大辞泉 「七宝荘厳」の意味・読み・例文・類語

しっぽう‐しょうごん〔‐シヤウゴン〕【七宝荘厳】

七宝を用いて仏具仏像などを飾ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七宝荘厳」の意味・読み・例文・類語

しちほう‐しょうごん ‥シャウゴン【七宝荘厳】

〘名〙 仏語。七宝で美しくおごそかに飾ること。また、そのもの。しっぽうしょうごん。〔往生要集(984‐985)〕
御伽草子梵天国(室町末)「その内に、きりのはしら、めなふの石、七ほうしゃうごんのすべて、極楽せかいを音に聞しにたがはず」 〔無量寿経‐上〕

しっぽう‐しょうごん ‥シャウゴン【七宝荘厳】

平家(13C前)二「無縁群類をすくはむがために、七宝荘厳(シッポウシャウゴン)(高良本ルビ)のすみかをすてて」

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