三葉空木(読み)ミツバウツギ

デジタル大辞泉 「三葉空木」の意味・読み・例文・類語

みつば‐うつぎ【三葉空木】

ミツバウツギ科の落葉低木。山林中に自生。葉は対生し、先のとがった長卵形の3枚の小葉からなる。初夏、白い5弁花を円錐状につけ、花はあまり開かない。実は矢羽根形で薄い。若葉食用になる。こめのき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三葉空木」の意味・読み・例文・類語

みつば‐うつぎ【三葉空木】

〘名〙 ミツバウツギ科の落葉低木。各地山地に生える。高さ約二メートル。葉は三出複葉で対生。小葉は卵状楕円形で縁に細鋸歯がある。初夏、枝先にウツギに似た白い五弁花が総状に集まって咲く。果実は扁平な卵形で長さ約二・五センチメートルの分果が二個くっついてはかま状をなす。材で木くぎ・箸などを作る。漢名、省沽油。こめのき。〔和漢三才図会(1712)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「三葉空木」の解説

三葉空木 (ミツバウツギ)

学名Staphylea bumalda
植物。ミツバウツギ科の落葉小低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android