中川漁村(読み)なかがわ ぎょそん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川漁村」の解説

中川漁村 なかがわ-ぎょそん

1796-1855* 江戸時代後期の儒者
寛政8年生まれ。小原君雄次男平尾芹水(きんすい)に古学をまなび,天保(てんぽう)13年近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩主井伊直亮(なおあき)につかえる。嘉永6年(1853)ペリー来航のとき,藩主井伊直弼(なおすけ)に開港を説いた。安政元年12月2日死去。59歳。名は韡。字(あざな)は子鄂。通称は禄郎。著作に「三諫(さんかん)録」「漁村詩文集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android