中村のしほ(初代)(読み)なかむら のしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村のしほ(初代)」の解説

中村のしほ(初代) なかむら-のしお

1752-1777 江戸時代中期の歌舞伎役者
宝暦2年生まれ。初代笠屋又九郎の子。2代加茂川野塩(のしお)をつぎ,京都の子供芝居をつとめる。初代中村富十郎の門弟となり,明和5年加茂川のしほを中村のしほとあらためる。7年江戸にいき森田座で活躍。若女方を得意とした。安永6年11月19日死去。26歳。京都出身。俳名は袖歌。屋号天王寺屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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