子供芝居(読み)コドモシバイ

精選版 日本国語大辞典の解説

こども‐しばい ‥しばゐ【子供芝居】

〘名〙 子供役者だけで演じる歌舞伎芝居。からくり人形の竹田芝居がからくりの前芸、または間狂言として、享保(一七一六‐三六)頃始め、多くは浄瑠璃に合わせて無言で演じる首振り芝居の形式であった。子供狂言。ちんこ芝居。〔浮世草子・当世銀持気質(1770)〕

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世界大百科事典内の子供芝居の言及

【子供歌舞伎】より

…ちんこ芝居,首振り芝居,身振り狂言などともいい,多くは浄瑠璃につれて無言で身振りや表情をみせた。人形芝居の形式を歌舞伎が継承し,明治中期に初世中村吉右衛門,初世中村又五郎らを中心とした子供芝居が流行,これは役者養成の役割も果たした。一方民俗芸能では,曳山(ひきやま)狂言といわれる山車の上で行われる子供歌舞伎が,滋賀県長浜市,岐阜県不破郡垂井町,石川県小松市などで神社の春祭を中心に奉納されている。…

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