中村博愛(読み)なかむら ひろなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村博愛」の解説

中村博愛 なかむら-ひろなり

1843-1902 幕末-明治時代の武士,外交官
天保(てんぽう)14年11月生まれ。薩摩(さつま)鹿児島藩士。藩の留学生として吉野清左衛門の変名イギリス,フランスにわたる。帰国後,藩開成所のフランス語教授となる。その後外交官となりフランスのマルセイユ領事,外務大書記官,デンマーク公使などを歴任した。貴族院議員。明治35年10月30日死去。60歳。前名は宗見。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android