井原昂(読み)いはら のぼる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井原昂」の解説

井原昂 いはら-のぼる

1840-1926 幕末-明治時代の武士,官僚
天保(てんぽう)11年10月生まれ。土佐高知藩士古沢南洋の長男武市瑞山(たけち-ずいざん)にまなび,土佐勤王党にくわわる。武市の下獄にかかわり,入獄。新政府の高知県権(ごん)参事となるが,明治10年立志社の挙兵計画にくわわり禁獄10年の刑をうける。35年島根県知事。大正15年5月13日死去。87歳。別名岩神圭一郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android