伊余部馬養(読み)いよべの うまかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊余部馬養」の解説

伊余部馬養 いよべの-うまかい

?-702 飛鳥(あすか)時代官吏
持統天皇3年撰善言司(書物編集官)。文武天皇4年大宝(たいほう)律令撰定の功で禄をさずけられる。丹後守のとき,「水江浦島子伝(浦島伝説)」を採録したという。「懐風藻」に1首おさめられている。大宝2年死去。氏は伊与部,伊預部,名は馬飼ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android