入江満智(読み)いりえ まち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「入江満智」の解説

入江満智 いりえ-まち

1804-1883 江戸後期-明治時代の女性。
文化元年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩の中間(ちゅうげん)野村嘉伝次と結婚,2男1女を生む。のち夫婦で入江家をつぐ。52歳で夫と死別。長男九一と次男和作(のちの野村靖)は吉田松陰師事。九一は禁門の変で戦死,和作は新政府につかえた。明治16年8月26日死去。80歳。本姓は村上

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android