公弁法親王(読み)こうべんほっしんのう

朝日日本歴史人物事典 「公弁法親王」の解説

公弁法親王

没年:享保1.4.17(1716.6.6)
生年:寛文9.8.21(1669.9.16)
江戸前期の皇族後西天皇の第6皇子,母は香久宮。貴宮と称す。延宝6(1678)年10月19日親王宣下,秀憲と名乗る。同26日得度し公弁と称す。天和2(1682)年8月12日二品。元禄3(1690)年3月輪王寺宮天真法親王の跡を継ぎ輪王寺へ入る。同6年3月21日一品に叙せられ,6月9日天台座主に任じられた。宝永4(1707)年6月3日再任し,11月6日准后に補せられた。その間,元禄10年ごろ,上野寛永寺瑠璃殿創建に寄与した。正徳5(1715)年5月5日職を辞し,京都へ戻った。

(藤田恒春)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

367日誕生日大事典 「公弁法親王」の解説

公弁法親王 (こうべんほっしんのう)

生年月日:1699年8月21日
江戸時代中期の後西天皇の第6皇子
1716年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android