共電式電話機(読み)きょうでんしきでんわき(英語表記)common battery telephone set

精選版 日本国語大辞典 「共電式電話機」の意味・読み・例文・類語

きょうでんしき‐でんわき【共電式電話機】

〘名〙 一般加入者の電話機で、通話用の電源を、ブロックごとにまとめて交換局においた形式のもの。現在では使われていない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「共電式電話機」の意味・わかりやすい解説

共電式電話機
きょうでんしきでんわき
common battery telephone set

ダイヤル自動交換式ではなく,交換手の手による手動交換方式に用いられる電話機の一種初期磁石式電話機のように加入者側に電源 (電池) を置く方式に対して,電話局内に共通の電源を置くのでこの名前がある。現在では大部分の電話が自動交換式になり,使用されていない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android