加太こうじ(読み)かた こうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加太こうじ」の解説

加太こうじ かた-こうじ

1918-1998 昭和-平成時代の評論家
大正7年1月11日生まれ。14歳で紙芝居作家となり,「黄金バット」などのヒット作をうみだした。紙芝居の衰退著述業に転じ,江戸の下町風俗や芸能を題材とする著作や文明批評で注目される。昭和55年「思想科学」社長兼編集長。61年日本福祉大教授。平成10年3月13日死去。80歳。東京出身。太平洋美術学校卒。本名は加太一松(いちまつ)。著作に「紙芝居昭和史」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android