デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十寸見藤十郎(2代)」の解説 十寸見藤十郎(2代) ますみ-とうじゅうろう ?-1744 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。初代十寸見河東(かとう)の高弟で,夕丈(せきじょう)(初代)を名のる。本業は鍼(はり)医。師の没後,河東の名跡を十寸見河丈(初代)とあらそって敗れ,派をわかち2代江戸太夫藤十郎を名のった。後年剃髪(ていはつ)して清海栄軒と号し,松浦侯につかえる。延享元年4月30日死去。姓は桜井。名は東寿。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例