デジタル大辞泉
「千年」の意味・読み・例文・類語
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せん‐ねん【千年】
〘名〙
① 一年の千倍。千の年。また転じて、ながい年月。永遠の年。千歳(ちとせ)。
※懐風藻(751)過神納言墟〈藤原万里〉「一旦辞栄去、千年奉諫余」
※平松家本平家(13C前)一「千年万年と契れども、軈て離るる中も有り」 〔
庾信‐皇夏歌詞〕
② この世の
終末において、まず
キリストが再臨して治める時代。
※引照新約全書(1880)約翰黙示録「皆生てキリストと共に千年(センネン)の間王と作り」
③ (俗にその寿命が千年といわれるところから) 鳥「
つる(鶴)」の
異名。
※雑俳・柳多留‐五〇(1811)「せん年の通り舞来る
太夫」
※俳諧・類柑子再版本(1719)
追悼「
駒形へあがるは旅人お侍〈蓮之〉 笠で見知るは清十郎千年〈只尺〉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「千年」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報