南宮藍川(読み)なんぐう らんせん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南宮藍川」の解説

南宮藍川 なんぐう-らんせん

1765-1791 江戸時代中期の儒者
明和2年生まれ。南宮大湫(たいしゅう)の子。江戸の人。父と同門の細井平洲にそだてられ家学をつぐ。尾張(おわり)名古屋藩につかえて藩校明倫堂教授や藩主侍講をつとめた。寛政3年1月27日死去。27歳。名は寿,のち齢。字(あざな)は大年。通称大助別号に竜湫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例