原田熊雄(読み)はらだ くまお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原田熊雄」の解説

原田熊雄 はらだ-くまお

1888-1946 昭和時代前期の政治家。
明治21年1月7日生まれ。原田豊吉長男。日本銀行勤務をへて,加藤高明首相の秘書官となる。大正15年西園寺公望(さいおんじ-きんもち)の秘書となり,側近として政界情報を収集。昭和6年貴族院議員。死後公刊された「西園寺公と政局」(「原田日記」)は昭和史の貴重な史料となっている。昭和21年2月26日死去。59歳。東京出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android