名寄[市](読み)なよろ

百科事典マイペディア 「名寄[市]」の意味・わかりやすい解説

名寄[市]【なよろ】

北海道中北部の市。1956年市制。名寄盆地の中心都市で宗谷本線が通じる。モチ米,ジャガイモ,テンサイを産し,酪農も行われる。製酪,段ボール中心原紙を主としたパルプなどの工場がある。全国に5ヵ所あるうちの一つ,薬用植物栽培試験場があり,約200種を試験栽培している。2006年3月上川郡風連町を編入。535.20km2。3万591人(2010)。
→関連項目名寄盆地

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android