問題児(読み)モンダイジ

デジタル大辞泉 「問題児」の意味・読み・例文・類語

もんだい‐じ【問題児】

教育上、特別の配慮を要する児童。特に、性格行動の面で問題をもつ児童をいう。→特異児童
発言や行動が周囲と合わない人。「会社問題児

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「問題児」の意味・読み・例文・類語

もんだい‐じ【問題児】

〘名〙
① 教育上、特別な取り扱いを必要とする児童。主として性格・行動の面で問題をもつ児童をいう。
※こども(1968)〈北杜夫〉三「『問題児というのはいろいろありますが』と、年配の女の先生はほとほと困惑を露(あらわ)にして言った」
② その発言や行動が周囲の人々と合わないため、しばしば問題視される人。
新西洋事情(1975)〈深田祐介鎮魂・モスクワ郊外六十キロ「夫は順調な出世から見放された問題児であり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android