境部雄摩侶(読み)さかいべの おまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「境部雄摩侶」の解説

境部雄摩侶 さかいべの-おまろ

?-? 飛鳥(あすか)時代武人
蘇我(そが)氏の一族。「日本書紀」によれば,推古天皇31年(623)朝廷新羅(しらぎ)(朝鮮)との外交で穏健策をとろうとしたとき,征新羅大将軍として突如軍事行動をおこす。かつて新羅からの賄賂(わいろ)に味をしめた雄摩侶らが蘇我馬子をそそのかして出兵したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android