増山元三郎(読み)ますやま もとさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「増山元三郎」の解説

増山元三郎 ますやま-もとさぶろう

1912-2005 昭和時代の統計学者。
大正元年10月3日生まれ。統計数理研究所員,インド統計研究所客員教授,アメリカのカトリック大教授をへて,昭和45年東京理大教授となる。医学,生物学,社会問題に統計学の方法を応用原爆被害を調査し,サリドマイド裁判では統計学的に因果関係を立証した。昭和26年第1回デミング賞を受賞。平成17年7月3日死去。92歳。北海道出身。東京帝大卒。著作に「デタラメの世界」など。

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