壁織(読み)カベオリ

デジタル大辞泉 「壁織」の意味・読み・例文・類語

かべ‐おり【壁織(り)】

絹織物の一。縦糸には生糸または染色した練り生糸などを、横糸には壁糸を使って、縮緬ちりめんより少し大きなしぼのあるもの。

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精選版 日本国語大辞典 「壁織」の意味・読み・例文・類語

かべ‐おり【壁織】

〘名〙 絹織物一つ。緯(よこいと)に壁糸を織り込んで、表面に細かい皺(しぼ)を出した、ちりめんに似た織物。

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百科事典マイペディア 「壁織」の意味・わかりやすい解説

壁織【かべおり】

緯(よこ)糸に壁糸を用いた織物の総称壁糸織ともいう。壁縮緬(ちりめん),壁御召壁銘仙壁羽二重壁絽(ろ)などがある。織った表面に荒壁のような細かいしぼができるが,縮緬などより伸び縮みが少ない。

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