宮市商参会(読み)みやいちしょうさんかい

防府市歴史用語集 「宮市商参会」の解説

宮市商参会

 防府の中心部にある宮市は、防府天満宮[ほうふてんまんぐう]の宮前町[みやまえまち]であり、交通要所でもありますから、商業上きわめて有利な位置を占めていて早くから発展しました。宮市商参会は、土地繁栄を図るためには実業団体を組織する必要があるとして、1898年(明治31年)に結成されました。宮市の商業は天満宮によって成り立っているところが多く、宮市商参会の事業も天満宮の諸行事の奉賛や環境の整備・充実に重点がおかれていました。昭和に入り、会の拡張を図るために対象地域を防府全体に広め、防府商参会[ほうふしょ

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android