富山清琴(初代)(読み)とみやま せいきん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富山清琴(初代)」の解説

富山清琴(初代) とみやま-せいきん

1913-2008 昭和-平成時代の地歌・箏曲(そうきょく)家。
大正2年10月5日生まれ。4歳で富永敬琴師事,昭和元年富山清琴を名のる。師の没後上京し富崎春昇入門,春昇の伝承する地歌,箏曲をすべて習得し,昭和23年に独立(生田流家元)。作曲にもすぐれた。44年人間国宝,63年芸術院会員,平成5年文化功労者。12年清琴の名を長男にゆずり,清翁を名のった。平成20年9月3日死去。94歳。大阪出身。本名は八田清治。作品に「防人の賦」「三絃即興曲」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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