小林義武(読み)こばやし よしたけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林義武」の解説

小林義武 こばやし-よしたけ

1942-2013 昭和後期-平成時代の音楽史学者,バッハ研究者。
昭和17年6月10日生まれ。昭和41年ウィーン大学に留学,翌年西ドイツ(現・ドイツ)のゲッティンゲン大文学研究科に留学。49年ヨハン・ゼバスティアン・バッハ研究所学術研究員。平成3年同志社女子大教授。11年成城大教授。15年「バッハとの対話―バッハ研究の最前線」で芸術選奨文部科学大臣賞。バッハの研究とくに筆跡鑑定で世界的に知られた。妻は独協大教授のキルステン・バイスヴェンガー。平成25年1月26日死去。70歳。北海道出身。東大卒。著作はほかに「バッハ―伝承の謎を追う」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android