岡宮天皇(読み)おかのみやてんのう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡宮天皇」の解説

岡宮天皇 おかのみやてんのう

662-689 飛鳥(あすか)時代追尊天皇
文武天皇元正天皇の父。死後70年,天平宝字(てんぴょうほうじ)2年天皇の尊称を贈られた。別名に長岡天皇。墓所真弓丘陵(まゆみのおかのみささぎ)(奈良県高取町)。⇒草壁皇子(くさかべのおうじ)

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改訂新版 世界大百科事典 「岡宮天皇」の意味・わかりやすい解説

岡宮天皇 (おかのみやのてんのう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の岡宮天皇の言及

【草壁皇子】より

…天武天皇の皇子で,母は持統天皇。文武・元正天皇,吉備(きび)内親王の父で,后は元明天皇。672年の壬申(じんしん)の乱のときには,天武天皇に従って吉野より東国へ向かい,679年(天武8)5月には天皇の吉野行幸に従った。このとき草壁は大津・高市(たけち)・忍壁(おさかべ)・芝基(しき)らの異母兄弟,および河嶋皇子(天智天皇の皇子)とともに,天皇・皇后の前で団結を誓ったが,誓いの筆頭に立てられたことからみて,当時すでに後継者の地位を固めていたらしい。…

※「岡宮天皇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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