川柳(5代)(読み)せんりゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川柳(5代)」の解説

川柳(5代) せんりゅう

1787-1858 江戸時代後期の川柳作家。
天明7年1月生まれ。江戸佃島の魚問屋,名主。天保(てんぽう)8年ごろ5代川柳を襲名。句案十体と柳風式法をさだめ,晩年,俳風狂句を「柳風狂句」とあらためた。安政5年8月16日死去。72歳。姓は水谷。名は雅好通称金蔵。別号に腥斎佃(なまぐさい-たつくり),緑亭,風叟。編著に「狂句百味箪笥」,戯作(げさく)に「遊仙沓春雨草紙」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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