御位(読み)ミクライ

デジタル大辞泉 「御位」の意味・読み・例文・類語

み‐くらい〔‐くらゐ〕【御位】

天皇の位。皇位帝位。また、その位にあること。
位を尊んでいう語。
「程もなく、もとの―あらたまりて」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御位」の意味・読み・例文・類語

み‐くらい ‥くらゐ【御位】

〘名〙 (「み」は接頭語)
① 天皇の位。皇位。また、その位にあること。在位
書紀(720)雄略八年二月(前田本訓)「天皇の位(ミクラヰ)に即しより、是歳に至るまでに」
朝廷席次官職地位位階を尊んでいう語。
源氏(1001‐14頃)明石「程もなくもとの御位あらたまりて」

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