心華元棣(読み)しんげ げんてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「心華元棣」の解説

心華元棣 しんげ-げんてい

1339-? 南北朝-室町時代の僧。
暦応(りゃくおう)2=延元4年生まれ。臨済(りんざい)宗。京都建仁寺定恵院の頑石曇生(がんせき-どんしょう)の法をつぐ。康暦(こうりゃく)2=天授6年(1380)義堂周信(ぎどう-しゅうしん)が同寺の住持となると,後堂の首座(しゅそ)にえらばれた。漢詩文にすぐれ,杜甫(とほ)の詩を注釈した「心華臆断」が知られる。美濃(みの)(岐阜県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android