デジタル大辞泉
「手練手管」の意味・読み・例文・類語
てれん‐てくだ【手練手管】
《同義の二語を重ねて意味を強めたもの》「手練」に同じ。「手練手管を弄する」「手練手管にたける」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
てれん‐てくだ【手練手管】
※
談義本・艷道通鑑(1715)五「党連謀計
(テレンテクダ)の紲
(きづな)にのびし
鼻毛を抜て」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
手練手管
人をだます手段。人をあやつりだます手段。
[使用例] 戦争によって魂を荒廃させつくした多くの文壇作家は、新装をこらして読者と取引する手練手管のなかに新しい荒みかたをあらわにしてきている[小田切秀雄*太宰治の死|1948]
[使用例] 哀しいといえばこんな哀しい手練手管はなく、凄まじいばかりの生への執着は見るにしのびない[幸田文*闘|1965]
[解説] 語源未詳の和語。「手練」も「手管」も当て字で、人をだます手段のこと。同じ意味の語を重ねて強調した表現。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報