新居浜[市](読み)にいはま

百科事典マイペディア 「新居浜[市]」の意味・わかりやすい解説

新居浜[市]【にいはま】

愛媛県東部の市。1937年市制。燧灘(ひうちなだ)に面し,南は石鎚山脈に及ぶ。中心市街は17世紀末から別子銅山の銅積出港として発達。明治初期には洋式製錬所(のち四阪島に移転)が設けられ,大正初期には肥料工場,水力発電所が設置され,工業都市として発展。金属,機械,化学などの大工場があり,東予新産業都市の中心。近年はハイテクノロジー産業への転換が図られている。国領川上流の別子ラインは渓谷美で有名。10月に行われる太鼓祭りは300年の伝統をもつ。別子銅山跡にテーマパークのマイントピア別子がある。予讃線,松山自動車道が通じる。2003年4月,宇摩郡別子山村を編入。234.46km2。12万1735人(2010)。

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