方相(読み)ホウソウ

デジタル大辞泉 「方相」の意味・読み・例文・類語

ほう‐そう〔ハウサウ〕【方相】

仏語。仏道修行の場を、河川・樹木・道路を利用し、あるいは四辺に石を立てたり木を植えたりして、四角に区画して結界すること。
方相氏」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「方相」の意味・読み・例文・類語

ほう‐そう ハウサウ【方相】

〘名〙
① 「ほうそうし(方相氏)」の略。〔令義解(718)〕
② 仏語。仏道修行の場を外部と遮断するため、修行の場をめぐって、四角に区切り、その四方に石を立てたり木を植えたり、また、川や道路などを利用したりして境界とすること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「方相」の読み・字形・画数・意味

【方相】ほうしよう・ほうそう

厄払い

字通「方」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android