日切れ法案(読み)ヒギレホウアン

デジタル大辞泉 「日切れ法案」の意味・読み・例文・類語

ひぎれ‐ほうあん〔‐ハフアン〕【日切れ法案】

特定期日に成立することを前提として審議される法律案。予算関連や、限時法の期間延長のための法律などに多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日切れ法案」の意味・わかりやすい解説

日切れ法案
ひぎれほうあん

効力期限があらかじめ法文中に定められている法案。期限までに改正案が成立しない場合,その効力が失われ政策に大きな障害が生じる。通常,年度末が日切れの期限となるため,野党議事妨害の取引材料になることが少くない。しかしその一方で,期限直前に与野党の合意のうえで,ほとんど審議することなく成立することが多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android