有機伝導体(読み)ユウキデンドウタイ

デジタル大辞泉 「有機伝導体」の意味・読み・例文・類語

ゆうき‐でんどうたい〔イウキデンダウタイ〕【有機伝導体】

電気を比較的よく通す有機化合物金属に似た電気的特性を持ち、電子運動特定方向に制限される異方性を示すものが多い。導電性高分子電荷移動錯体などを含む。無機物に比べ、軽量柔軟性があり、エレクトロニクス分野への応用が進められている。有機導体有機導電体分子性導体分子性導電体分子性伝導体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android