杉本又三郎(読み)すぎもと またさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉本又三郎」の解説

杉本又三郎 すぎもと-またさぶろう

1865-1940 明治-大正時代実業家,政治家
慶応元年生まれ。大阪の鮮魚商。明治40年(1907)日本初の鮮魚冷蔵運搬船を建造,翌年鉄道院の冷蔵貨車の試験操業をおこなった。海苔(のり)の養殖もてがけた。第24,25代大阪府会議長。昭和15年1月27日死去。76歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「杉本又三郎」の解説

杉本又三郎

没年:昭和15.1.27(1940)
生年:慶応1(1865)
明治時代の大阪の鮮魚商。明治40(1907)年,冷蔵庫を応用した,わが国初の鮮魚冷蔵運搬船を建造。翌年鉄道院の委託を受け冷蔵貨車の試験操業を行った。また海苔養殖にも貢献した。第24,25期の大阪府議会議長を務める。

(足立泰紀)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android