浮言(読み)フゲン

デジタル大辞泉 「浮言」の意味・読み・例文・類語

ふ‐げん【浮言】

根も葉もないうわさ浮説流言
少人の―を信じて」〈盛衰記一一

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮言」の意味・読み・例文・類語

ふ‐げん【浮言】

〘名〙 根拠のないうわさ。無責任なことば。流言。飛語(ひご)
続日本紀‐天平宝字元年(757)七月甲寅「民間或有託亡魂、浮言紛紜」
※高野本平家(13C前)三「少人の浮言(フゲン)を重うして」 〔書経‐盤庚上〕

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普及版 字通 「浮言」の読み・字形・画数・意味

【浮言】ふげん

無実の語。流言。〔書、盤庚上〕汝曷(なん)ぞ(われ)にげずして、胥(あ)ひ動かすに言を以てし、衆を沈するや。

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