玄海(1)(読み)げんかい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玄海(1)」の解説

玄海(1) げんかい

?-? 鎌倉時代仏師
文永10年(1273)奈良元興寺(がんごうじ)の古橋寺金堂の棟木をもちいて,京都嵯峨(さが)清凉寺釈迦(しゃか)像を5体模刻した。現在ものこる1体の台座裏の銘文に造立の経緯とその名がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例