玉藻の前(読み)タマモノマエ

デジタル大辞泉 「玉藻の前」の意味・読み・例文・類語

たまも‐の‐まえ〔‐まへ〕【玉藻の前】

鳥羽上皇ちょうを得たという伝説上の美女異国から来た金毛九尾の狐で、陰陽師おんようじに見破られて那須殺生石せっしょうせきになったという。謡曲殺生石」や浄瑠璃歌舞伎に脚色された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「玉藻の前」の解説

玉藻の前
(通称)
たまものまえ

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
三国妖狐伝
初演
文化4.6(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android