デジタル大辞泉
「玉霰」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
たま‐あられ【玉霰】
[1] 〘名〙
① 霰の美しさを玉にたとえていう語。《季・冬》
② 餠を砕いて揚げるか炒るかした小さな菓子。小さな
球形の
煎餠や
雛霰もいう。
※精進献立集‐二篇(1824)十二番「たまあられ、かんぶつやにあり」
[2] (玉あられ) 江戸中期の語学書。一巻。本居宣長著。寛政四年(
一七九二)刊。歌文の
作法の
規範を示すための
述作。中古語を雅語とし、その代表的
語彙の意味・
用法について、歌・文二部に分けて例を挙げながら論証したもの。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報