雛霰(読み)ヒナアラレ

デジタル大辞泉 「雛霰」の意味・読み・例文・類語

ひな‐あられ【××霰】

桃の節句に、雛人形に供えるあられ米粒を熱してふくらませ、紅白糖蜜をまぶしたもの。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「雛霰」の意味・読み・例文・類語

ひな‐あられ【雛霰】

  1. 〘 名詞 〙 三月三日の節供に雛人形に供えるあられ。米粒に赤白砂糖蜜をまぶし、加熱してふくらましたもの。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「雛あられ染める染粉は町で買ひ」(出典:六百五十句(1955)〈高浜虚子〉昭和二一年)

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「雛霰」の解説

ひなあられ【雛霰】

和菓子一種もち米を蒸して乾燥させたものをいってふくらませ、さまざまな色に着色した砂糖みつをかけたもの。3月3日の桃の節句に供える。◇関西では、丸く小粒で、しょうゆ味・塩味・えび・のり・チョコレートがけなどの(餅(もち)から作る一般的な)あられを数種取り混ぜたものを用いる。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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