デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甲賀三郎(1)」の解説 甲賀三郎(1) こうが-さぶろう 1893-1945 大正-昭和時代前期の小説家。明治26年10月5日生まれ。農商務省窒素研究所につとめる。大正13年理化学トリックをつかった推理小説「琥珀(こはく)のパイプ」で注目され,昭和3年から創作に専念。謎解きを重視する本格派の作風で知られた。昭和20年2月14日死去。53歳。滋賀県出身。東京帝大卒。本名は春田能為(よしため)。作品に「支倉(はせくら)事件」「姿なき怪盗」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例