白虹日を貫く(読み)ハッコウヒヲツラヌク

デジタル大辞泉 「白虹日を貫く」の意味・読み・例文・類語

白虹はっこうつらぬ・く

《「戦国策」魏策から》白い虹太陽を貫いてかかる。白い虹を兵の、太陽を君主象徴と解釈することによって、兵乱が起こり、君主に危害を加える予兆とされた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白虹日を貫く」の意味・読み・例文・類語

はっこう【白虹】 日(ひ)を貫(つらぬ)

白色の虹(にじ)が太陽の面をつらぬいてかかる。中国で昔、白虹武器、日は君主の象とされ、臣下が反乱して君主を犯す前兆とされた。
九暦‐天徳三年(959)一二月九日「日三輪出事、又白虹貫日事」 〔戦国策‐魏策・景閔王〕

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