直江状(読み)ナオエジョウ

デジタル大辞泉 「直江状」の意味・読み・例文・類語

なおえ‐じょう〔なほえジヤウ〕【直江状】

直江兼続が慶長5年(1600)、徳川家康に重用されていた僧西笑承兌さいしょうじょうたいに送った書簡上杉家への上洛勧告に対する返書で、挑発的な内容であったことから家康の怒りを買い、上杉の領地である会津征伐につながったとされる。原本は現存せず、後世偽作ともいわれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android