返書(読み)ヘンショ

デジタル大辞泉 「返書」の意味・読み・例文・類語

へん‐しょ【返書】

[名](スル)返事手紙返信
「彼れ必ず―して曰ん」〈織田訳・花柳春話
[類語]返信返事往信来信音信

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「返書」の意味・読み・例文・類語

へん‐しょ【返書】

〘名〙 (「へんじょ」とも) 返答の手紙。かえしぶみ。返信。返状
東大寺文書‐正安元年(1299)六月日・大部庄下向小綱神人等重訴状「和市違日事。年貢之進未者、専以返書、為本者、沙汰之法也」
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉五二「彼れ必ず返書して曰ん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「返書」の読み・字形・画数・意味

【返書】へんしよ

返事する。

字通「返」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android